ふくいこどもホスピス
〜私たちについて〜
「おうちかえろか」
小児がんと闘う1歳のこどもが、お空にかえるほんの数日前に病院のベッドで伝えてくれた言葉。これが、ふくいこどもホスピスの原点です。
かえりたかった「おうち」ってどんなところ?
生まれ育った福井から遠く離れたドイツでの闘病中、おうちのような雰囲気で私たち家族を迎え、家族を笑顔にしてくれたのが、こどもホスピスでした。
「おうち」とは、家族みんなが笑顔で、その家族らしく過ごせる場であると考えています。
こどもたちが治療中や治療後に地域にかえってきたとき、のびのび遊び、学び、成長できる。家族やきょうだい児に休息を与え、不安を取り除いてくれる。地域のつながりの拠点となる。
そんな「第2のおうち」として、病気と闘うこどもと家族をサポートしたいとの想いから、ドイツのこどもホスピスを手本とした「ふくいこどもホスピス」の開設を目指し2021年3月にプロジェクトを立ち上げました。
理念
ふくいこどもホスピスが大切にしている3つの理念
〇「こどもたちの幸せ」をすべての行動の中心に置く
〇 人生の伴走者として、生涯にわたり家族に寄り添う
〇 関わるすべての人が誇りを感じられる活動を後世に受け継ぐ
ロゴのお話
ふくいこどもホスピスのロゴは、夕日と虹をモチーフにしています。
夕日は、強くやさしく穏やかな日本海の夕暮れ時のイメージから名付けられた、ひとりの英雄の名前から。
虹は、ふくいこどもホスピス構想のきっかけとなった、ドイツのこどもホスピス・レーゲンボーゲンラント(regenbogen=虹)から。
この夕日と虹を合わせた、「夕虹は晴れ」という言葉があります。
夕方に虹がかかるのは、晴れの前触れ。
私たちのロゴには、そんな想いを込めました。
これから、みんなで地域にたくさんの夕虹をかけていきましょう!